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社長あいさつ

おもてなしを体現させる白さに

京都への観光客数が過去最高となった平成27年(2015年)から減少傾向ではあるものの、年間5,000万人以上もの観光客がこの京都の地に訪れています。
「オーバーツーリズム」や「地域住民への観光被害」などの問題も抱えながら、それでも京都の町は観光都市としての発展を目指さなくてはいけないと思っています。

この観光都市である京都の変化に

少なくとも数年前までは「おもてなし」の文化が根強く残っていました。
そればかりか、京都こそ「おもてなし」を体現する町だと信じてきました。
だからこそ今の京都に観光経済都市にはなってほしくないと思っています。
もちろんこの情報化社会、資本主義社会の中で、経済を中心に考えることの重要性は理解していますし、企業も「勝負」の時代から「生死」と変化しております。
しかしながら、人と人をつなぐ「おもてなし」を大事にしなければ、1200年以上の歴史を持つ京都で支えてきた文化や思いを観光に来ていただいた方に理解してもらえないと感じています。

白さを通して「人を変え、時代を変え、そして想いを体現する」会社として

当社は、リネンサプライというタオルやシーツ等の観光リネン類をホテルやレストラン等にリースする事業を実施しております。
そして創業者である祖父の代から今年で65年目となる企業で、高度経済成長以後の日本の歴史とともに京都で成長して参りました。
祖父の代では、「真白洗心」白さを追求することで、取引先や従業員の心も綺麗にするという禅語を用いた理念を掲げていました。
また先代は、「白は時代を映し出す」私たちが作り出す白さは、常に時代を築き、お客様を未来へといざなうという企業名の由来となった古代ローマ、ポンペイにて最古の洗濯屋フロニカの時代背景に絡めた理念を掲げていました。
そして私は、「おもてなしを体現させる白さに」私たちが作り出す白さがお客様の肌に触れ、お客様に「おもてなし」として直接表現を行うといった【モノを超えた想い】を体現させるという思いを込めた理念を掲げています。
この65年そしてこれからも、当社は「白」を追求し、白さを通して「人を変え、時代を変え、そして想いを体現する」会社として皆様からの信頼と期待に応え、皆様とともに、京都とともに発展して参ります。
今後とも、当社への変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社フロニカ 代表取締役 桃井 領也
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