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導入事例

スマートホテルIoT/SmartMat(スマートマット)=【サービス向上、適正在庫管理、事例】

スマートホテルIoT/SmartMat(スマートマット)=【サービス向上、適正在庫管理、事例】

スマートホテル/旅館とは

宿泊客だけでなくスタッフにも魅力的な環境に

IoT(=モノをインターネットにつなぐ)技術を用いて運営するホテルが世界中で増えています。顔認証のチェックイン、ロボットが部屋まで案内、照明から空調の調整まで全て「非接触」で行う無人化スマートホテルです。日本においては人的な「サービスの質」が重要視され、それほど無人スマートホテルは多くありません。ですが、様々な所でIoTを利用したスマートホテルは増加しており、宿泊客には快適安全な空間の提供、従業員には働きやすく満足度の高い労働環境の整備に役立っています。

スマート化が進む中で、IoTの最新技術は多くの課題を抱える在庫管理においても続々導入が進んでいます。IoTによって、在庫品の安定供給体制が整えられれば、ホテルの運営基盤の強化・働き方改革に直結していきます。

在庫管理のスマート化実現

現在のホテル/旅館が抱える管理品状況

ホテル/旅館に来られる宿泊客にとって、目的は寝泊りするだけでなく食事をすることも楽しみの1つです。よって在庫管理は、リネン・アメニティ・大浴場のタオルだけではなく、レストランで扱う食材なども管理しており、商材が多く手間と労力がかかります。

食材に関しては、食材の「フードロス(食品ロス)」問題を引き起こしたり、逆に提供できない事態を防ごうと「過剰在庫」を抱えたりという問題が多いのが実情です。

さらに、ホテルや旅館業界も人材不足のため、通常の業務に加え、在庫管理業務を兼任していることが多く、現場スタッフの負担が大きくなってしまいがちに。

在庫管理へのIoT利用方法

多くの物品管理システムでは、バーコードやICタグを用いています。スキャナーをかざすだけで物品情報を登録できるので、棚卸業務の負担も軽減されます。但し、納品されたものにバーコードを張り付ける作業やコスト面での課題もあり、結局人が介する状況になります。

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「スマートマットクラウド」は重量センサーでモノを計測・管理するシステム機器です。「スマートマットクラウド」に管理したいモノを乗せるだけで、ホテル現場における在庫管理や受発注業務の自動化が可能です。次から「スマートマットクラウド」の機能を利用して改善できる部分の例を上げていきます。

①リネン・タオル類への使用例

保管庫にあるリネンにスマートマットを利用して在庫の可視化・自動発注が可能になります。倉庫に確認しに行くことなく在庫量が常に把握できるようになるので、安心して業務に取り組むことが出来ます。自動発注機能と合わせて使用する事で、リネン事業者との連携もスムーズに行うことが出来、リネンの安定供給サイクルを構築します。

  • 在庫の可視化
  • 自動発注
②アメニティー類への使用例

ホテル/旅館の中で一番扱う品目が多いアメニティー類には、スマートマットクラウドの全ての機能が活用できます。月・半期・年度の棚卸し業務や自動発注機能を有効活用し、業務に掛かる時間短縮・商材の安定供給に繋がります。重要業務である接客業にスタッフが集中できるようになり、ホテル全体のサービス向上に繋がります。

  • 在庫の可視化
  • 自動棚卸し
  • 自動発注
⑤食材への使用例

食材の管理には気の使う分野ではありますが、スマートマットクラウドは冷蔵庫でも使用できるため、リアルタイムでの食材の見える化は重要視されます。また、液体の管理にも使用でき、中身の見えないアルコール類の管理にも効果を発揮し自動発注を使えば、品切れ防止・余剰在庫防止にもなります。また、減少データを利用しマーケティングへのデータ収集にも役立ちます。

  • 在庫の可視化
  • 自動棚卸し
  • 自動発注
  • マーケティングデータの収集

スマートマットクラウド導入における効果

「スマートマットクラウド」によってホテル/旅館内の「在庫の見える化」が進んでいくと、様々な所に効果が表れます。現在の業務オペレーション(=流れ)を変更せずに自然に環境改善が行えることができ、働き方改革や離職率の低下などに直結していきます。

スマートマットクラウドの導入事例

食品ロス削減をめざしANA空港ラウンジの食事やドリンク管理をIoTで(全日本空輸株式会社様)

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不明確だった安全在庫を数値化して無駄な在庫を可視化(井口 浜の湯様)

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ホテルのシャンプーやリンス等の在庫管理を自動化。働き方改革の基盤に(株式会社TRASTA様)

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