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導入事例

目視と紙ベースで行っていた在庫管理をスマートマットクラウドで効率化、「専門職が専門の仕事に集中できる環境」を推進

目視と紙ベースで行っていた在庫管理をスマートマットクラウドで効率化、「専門職が専門の仕事に集中できる環境」を推進

今回は、スマートマットクラウド導入にいたるまでに在庫管理・発注業務で抱えていた課題や導入の経緯、導入後の感想などのお話を医療法人娯生会 法人本部関口様にお話をお伺いいたしました。

貴法人の事業内容をお教えいただけますでしょうか?

-関口様- 医療法人娯生会は、江戸時代から始まり、長きに亘り、地域医療を支えてきました。
 現在は、埼玉県秩父郡東秩父村の「介護老人保健施設みどうの杜」、小川町の「みやざきクリニック」、「デイサービスももとせ」、「小規模多機能ホームももとせ」と4つの地域医療・福祉の拠点医となる施設を運営しています。

スマートマット導入前の在庫状況管理について教えてください

-関口様- 今回スマートマットの導入を決めた施設は、当法人が運営する中で最も大規模な施設である介護老人保健施設「みどうの杜」です。みどうの杜は入所定員100名、通所リハビリ定員30名です。

 これだけ大規模な施設ですと、介護用品である紙オムツや尿とりパッドはもちろん、衛生用品の各種洗剤、看護用品ではカテーテルやシリンジなど在庫の管理は多岐に渡ります。
 みどうの杜では排泄支援は生活全般の支援にもつながると考え、利用者様の排泄ケアに力を入れています。そのため、紙オムツだけで5種類、尿とりパッドに至っては10種類を使い分けています。これら60以上の在庫管理をこれまでは目視と紙ベースで全て行っており、数え間違いがないか何度も確認するなどしていましました。

 また倉庫は館内に6ヶ所あるため、各備品管理のために移動するという身体的負担も伴っておりました。 さらに今回新型コロナウイルスによって、ゾーニング時の倉庫までの移動、在庫管理責任者が感染のため出勤できないなど、新たな問題にも直面しておりました。

スマートマットクラウドの運用法について教えてください

-関口様- これらの課題を解決するために、みどうの杜ではスマートマットを65台導入しました。正直65台もの数を導入することには迷いもありました。
 しかし、「専門職が専門の仕事に集中できる環境」それを支援することが法人の役割と考え今回の導入となりました。また、今回の導入を検討するにあたり、株式会社フロニカ川島様にご相談させていただいた際、スマートマットが必要な箇所、不必要な箇所を的確に分析して下さり、信頼できる代理店様との出会いも導入の決め手でした。

 実際に導入されると、想像以上の業務効率化となりました!

 みどうの杜では、「スマートホン1台で周辺業務を完結させる」ことを目標にICT化を推し進めています。現在、介護、看護、リハビリ、事務の全職員が業務中にI phoneを所持しています。そのため、全ての備品がいつでもどこでも、あらゆるデバイスからスマートマットを通じて確認できます。 在庫管理責任者が在宅勤務中であっても在庫確認できる状況が実現できました。

今後の展望などについて教えて頂けますでしょうか?

-関口様- 本来介護職員は介護のスペシャリストであり、看護職員は看護のスペシャリストです。在庫の管理をしたくて介護・看護の専門職に就く方はいないと思います。優秀なスペシャリストを周辺業務のために埋没させることは、地域社会への損失であると、我々医療法人娯生会は考えています。

今回このスマートマットの導入は、専門職が専門業務に集中できることを大いに助けてくれる存在だと確信しております。

今後は、スマートマットによる過剰在庫の分析レポート、自動発注など、その性能をフルに使いこなすことで、利用者様へのサービスに還元できればと考えています。

関口様、インタビューをお応えいただきまして誠に有難うございました。
今回導入頂きました「みどうの杜」様では積極的に様々なICTを導入されており働く従業員の皆様が気持ちよくサービスに注力できる環境を推進されています。私もご訪問させて頂いた際は、従業員の皆様に気持ちの良い挨拶をしていただいたのがとても印象的でした。
在庫管理の時間も圧縮でき、従業員様が喜ばれているとのお声も頂戴しております。今後共、より良いサービスが継続できるよう当社からも精一杯フォローさせていただきます。

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