BLOG

導入事例

在庫確認から発注業務をSmartMat-スマートマット-で効率化  複数拠点の在庫一括管理プロジェクトをスタート

在庫確認から発注業務をSmartMat-スマートマット-で効率化  複数拠点の在庫一括管理プロジェクトをスタート

今回は、新たにスマートマットクラウドを導入頂きました、有限会社コンフォート宿泊事業部の南雲様に在庫管理・発注業務で抱えていた課題や導入の経緯、導入後の感想などのお話をお伺いいたしました。

貴社の事業内容をお教えいただけますでしょうか?

南雲様― 有限会社コンフォート(⁼京都市山科区)は、リネンサプライを主力事業とする企業です。平成25年には宿泊事業部を発足し、現在、京都市東山区に「新道あやめ庵」「清水びろうど庵」「HOTEL MASTAY神宮道」、中京区に「竹間つゆくさ庵」「京ホテル喜招邸御所南」と京町家3棟、ホテル2棟を運営しています。伝統的な京町家の風情を大切にしつつ、快適さと現代的な設備を融合させた空間とサービスを提供しています。

スマートマット導入前の在庫管理状況について

南雲様― 最も在庫数の多い5施設の拠点となるHOTEL MASTAY神宮道でマートマットの導入を検討しました。当ホテルは客室数が15室と小規模ですが、部屋タイプごとに異なるアメニティ類が提供されており、その種類や提供数が多いことから、在庫管理が非常に複雑です。

さらに、繁忙期と閑散期では消費スピードが大きく異なるため、在庫数を正確に把握することに時間と手間がかかり、従業員にとって負担が大きい状況でした。特に、消費スピードが速いものや納期に時間がかかるアイテムについては、毎日のように何度も確認作業を行う必要があり、他の業務にも影響が及んでいました。

スマートマットクラウドの運用法について

南雲様― HOTEL MASTAY神宮道では、消費スピードが速く、使用頻度が高いアイテムに絞り込み、在庫管理が特に重要な22種類のアイテムにスマートマットを導入しました。スマートマット導入で最も助かった点は、それぞれのアイテムで設定した発注ラインに達すると、自動的にアラートが届くようになったことです。これにより、従業員が在庫管理に費やす時間を大幅に削減でき、他の業務に専念できるようになりました。また、備品庫の棚も整理整頓され、在庫の配置や管理が以前よりも効率的になっています。

今後、スマートマットの活用により、在庫を過剰に抱えるリスクを抑えつつ、在庫切れを防ぐことが可能になると考えています。さらに、正確な在庫管理を通じて損益の把握が容易になり、消費スピードから利用率を分析することで、必要なアイテムやアメニティの選定がより効率的に行えるようになり、宿泊者様の満足度向上にも繋がります。

今後の展望について教えてください

南雲様― 今回1施設で導入しただけでもスタッフの負担が減り、心にも余裕が生まれたことで今まで手が回らなかった業務に専念できています。
今後は、他施設で使用している共通の商品在庫を一元管理するため、さらなる業務効率化を図り、もう1つのホテルでもスマートマットの導入を進めていく予定です。

また今回導入したのは一部だけなので、最終的には完全に在庫管理自動化できるようにしたいです。また、どこに何があるか把握が難しかった備品庫もスマートマット導入と同時に整理整頓ができ配置を決められたことでスタッフの不満やストレスも解決されました。労働環境整備や業務に対してのモチベーション向上にもつながっていると感じているので、さらに働きやすい環境づくりを進めていきます。